RRRというインド映画を見たら面白すぎた話

筆者が好きなモノシリーズ


皆さんこんにちは、働きながら公認会計士試験に合格したsuiです。

すいません、今日は公認会計士に全く関係のないRRRというインド映画についての記事です。

視聴後すぐにこの記事を書こうと思ったレベルの名作でした。

概要

異常なくらい製作費をかけていると思います。→調べてみたら97億円でした。執筆現在のインドのビックマックが329円、日本が390円なので、物価的には日本の約84%くらいでしょうか(雑な計算)

この換算で行くと、インドで投下された97億円は実質115億円くらいの価値があることになります

※なお日本で最も製作費がかかっていたのが2001年に公開されたファイナルファンタジーの映画で150億円らしいです。(売上高は10億くらいと結構厳しかったみたいです。監査先のクライアントでこんな案件出てきてしまったらなんかもろもろ検討が大変そうです)

(会計士っぽい話終了)


RRRを見る

以下の画像は全てRRRのHPより引用


日本の映画の話はさておき、RRRの話に戻ります。

この映画は「質と量を兼ね備えている映画」です。詳細は後述しますが、「工夫して費用を抑える」ということや「盛り上がるところだけ本気を出す」といった概念がありません。

全てのシーンでホームランを狙っています。

上映時間も3時間という超大作であり、長いのに飽きることなく楽しめる映画となっておりました。

いいところ① ストーリーがシンプル

ストーリーが全く難しくない

主人公は3時間ずっと捕らわれた人を助けるために奮闘しています。そのため難解な点が何一つなく頭を空っぽにしてても話についていけなくなることが一切ありません。

あらすじですが、なんかイギリスの悪い奴が作中で2回くらい現れて大事な人を誘拐してくるから救出するという話です。

情報化社会の発展が著しい現代で、なにやら設定やストーリー設定が複雑になっているなか、RRRは演出の迫力のみで中だるみを乗り切ってくれています

映画で見るならこういうやつでいいんだよなぁ!!と思わせてくれる映画です。

アニメとかでやけに作画が気合入っているシーンなんかはYouTubeとかで切り抜かれていますが、そのクオリティと同じくらいのシーンが2時間半くらいあります

印象に残るシーンが多いので、映画を見た後も話の話題につきません。つまり名作ということです(暴論)

悔しいけどアクションシーンの迫力に正面突破されました

いいところ② キャラクターが魅力的

シンプルなストーリーで面白いということは、登場人物が最高に魅力的ということです

この物語は最強の男同士が出会い、イギリスの悪い貴族に立ち向かっていくのですが、物語序盤からこの二人の熱い友情に圧倒されます。

しばらくは恋愛とかいいから同姓と友情を育みたくなるはずです。


主人公①ビーム
森の部族で一番強い奴。圧倒的パワーを持ち数々の敵を粉砕していく。この画像のトラにも勝利する。いわゆる心優しいけど強いキャラ。基本的にビームがいろんな人を助けていくことになる。



主人公②ラーマ
警察官。圧倒的な戦闘力を誇り、登場シーンでは一人で何百人の暴徒に突っ込みリーダー格を捕らえる。とある理由から出世欲が高く、時に冷徹な判断を下すこともある。顔もイケメン。NARUTOでいうとサスケに該当する

ラーマは最後まで味方と敵の間で揺れ動く絶妙な立ち位置。立場を明確に決意したクライマックスシーンではBGMと合わさり軍神と化す。この瞬間にRRRを見ている全男性はラーマに生まれ変わりたくなる

このラーマが信頼しているのがお人よしのビームであるところがまたいい。

いいところ③ 音楽やBGM、演出がいい

最高に気合が入っています。

特に、序盤~中盤に流れる「ナートゥ・ナートゥ」という曲ではアカデミー賞の歌曲賞を取ったみたいです。


その他、バトルシーンでは爆発やスローモーションでの戦闘が多用されており迫力満点でした。すべての演出においてちゃちなところが無く、

「ああ、予算が足らなかったんだな…」と感じさせるところが一切ありません。

まとめ

✔質・量ともに凄い
✔ストーリーはシンプル
✔男の友情が熱い
✔演出も最高

誰が見ても満足する映画だと思います。受験生の皆さん、土曜日か日曜日の夜にでも息抜きで見てみて下さい。

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