【公認会計士試験 働きながら合格】受験勉強友達のすゝめ

始めに読んで欲しい記事たち

みなさんこんにちは、税理士法人で働きながら公認会計士試験に合格したsuiです。

今回は社会人受験生の受験上、最大級に重要お友達作りに関して書いていきます。

この記事では、
なんで友達が必要なのか
どんな友達が必要なのか
どうやって友達を作ればいいのか

以上について書いていきます。

良い受検友達に出会うことは、合格への重要な要素

そもそもなぜ友達が必要なのか

下記の点から、働きながらの受験には友達が必要不可欠です

知らないことによる機会損失を防ぐため…毎日予備校に行って、すべての授業を消化し、朝9時から夜9時まで自習室にいれるなら問題ありませんが、働きながらの受験だと予備校に通える時間が専念生の30%くらいになると思います。また僕は全授業のフル消化を推奨していません。この自分が経験できていない70%の間に、問題を理解するうえで極めて重要なフレーズや試験本番の解答のコツなどを自分だけが知らない可能性が出てきます。効率よくその要素を回収するには、友達に聞いてみることが大事です。

なんだかんだ勉強を続けるモチベーションになる…自習室にずっといるような人は人生を賭けて勉強の道を選んでいます。そういった人が近くにいることは、勉強のモチベーションを維持してくれますし、逆に勉強をサボった日なんかは友達が勉強している時間を想像して、夜や次の日に挽回しようという気持ちになります。大体いつも自習室にいる人は決まっています。合格できる人は当然ながら毎日自習室でしっかり勉強しています。その自習室の「いつものメンバー」に入れさえすれば周りの意識に引っ張られて勝手に成績も上がっていきます。

分からない部分を友達に聞くため…勉強していってどうしても分からない点の解決方法は、講師への質問か友達への質問に限られます。この際に講師への質問は出来る時間が限られていたり謎の遠慮で自分の中で消化しきれないまま、質問を終わってしまうことがあります。この点友達であれば心理的に納得できるまで質問しやすいですし、質問のコミュニケーション中に本題とそれて勉強になる話題が出てくるときもあります。(「この考え方って~の論点とも同じだよ」みたいなパターン)。

友達から質問を受ける為…友達が納得できるまでその論点を教えることはかなり難しいです。
逆に論点を教えるということは、自分にとって最高の勉強の機会となります。話している途中で自分が分かっていない部分を把握出来たりもします。大体みんなが躓いている論点は自分も苦戦していることが多いです。質問を友達から受けることは自分だけだと妥協して理解している部分と向き合える絶好の機会です。

的確な質問をするためには、自分が分かっている部分と分かっていない部分を明確にする必要があって、これが意外と勉強になる

どんな人と友達になればいい?

上記の趣旨から、下記の条件を満たす人が望ましいです。

全授業をしっかりとすべて消化している。
答練の順位が上位の人

上記の2点が最重要です。

上述の通り、授業をある程度とばす戦略をとる社会人受験生の欠点を補えるのはすべての授業を消化している受験生です。同じく授業をスキップする、基礎理解を重視せずに本番に点数を出せたら過程はなんでもいいタイプの受験戦略を取っている生徒は、受検友達として望ましくありません。

また、全授業に出席していても、成績と結びついていない人は理解の質が低いことが予想されます。このパターンの人と質疑応答をしていても、割いた時間に対して身につく知識が少ないor間違っている可能性が高いです。

あくまで目的は「合格」するための友達です。徹底的に合理的に友達は選びましょう。

成績はつるむと友達の影響を結構受ける。見極めをしていこう。

どうやって友達になるか


第一段階:
先ずは自分の通っている予備校の自習室に時間の許す限り通い詰めてください
会計士受験生は誰しも合格するために予備校に来ているのであって、友達作りのために通っているわけではありません。基本的に成績優秀な人であるほど、このマインドセットが出来ています。

正直な話、明らかに不合格になる(そもそも試験合格に本気じゃなさそう)であろう人とは時間の無駄になる為、関わりたくないという心理状態です。その為先ずは、話したことはないが、

「あの人はいつも自習室にいるな…」とほかの受験生に認識されなくてはいけません。

話はしないけどなんとなく一緒に受験を頑張っている仲間だとお互い思っている状態を先ずは目指してください。

意外にも、受験生はお互いのことをよく見てる。「こいつは合格するか…?」という目で自分も計られてる可能性がある



第二段階
話しかけましょう
もはや話す内容はなんでもいいですが、相手に伝えるべき情報があるので確実に自然に伝えてくださいい。

働きながらの受験であること
公認会計士試験の友情は黙示的なGIVE&TAKEで成り立っています
こちらも相手の合格にとって有用な存在であることをアピールしなければなりません。社会人受験生であることを伝えることにより、実務的な社会活動を知っている存在であることをアピールできます。

②受験生同士で質問をし合うことにより切磋琢磨していきたいこと
→相手にも、質問のコミュニケーションの時間は有用であると認識してもらわなければなりません。その為、「質問は効果的な勉強方法である」と考えていることを伝えてください。また、「自分も質問をされたいこと」をアピールして下さい。

第三段階
話せる人数を増やしましょう
質問できる間柄の友達は人数が多いほど望ましいです。これは下記の理由からです。

各々得意分野があること
質問があまりにも多いときに一人に聞き続けることは難しいこと
自分も質問される機会を増やすこと
質の高い友達を選別するため


以上のような段階を踏んで、いろいろな分野が得意な友達を4名程度作れると合格の可能性がグッと上がります。

まとめ

友達作りは社会人受験生にとっては必須
✔目的は試験合格であること
✔質疑応答は最高の勉強方法
とはいえ、相手にもメリットのある関係

かなり計算高い友達作り講座になってしまいました。
しかしながら合格に向けて一緒に頑張った仲間はなんだかんだ長続きする友達になります。

合格後に「あの論点白熱したよな」と居酒屋で話せるような友人に出会えることを祈ります

出来る友達の質は、部活での友達に感覚が似てるかもしれない。気が付けば戦友になってる。