痛みに弱い私の不妊治療(体外受精まで)

妻の記事たち

こんばんは、suiの妻です。きょうは体外受精に至るまでをお話しします。

35歳目前の春、不妊治療専門クリニックへ通い始めました。数回目の受診で、避けて通れなかったのが「子宮鏡検査」と「卵管造影検査」です。数年前の流産による措置で、子宮口にバルーンが入らず、痙攣した痛みがよみがえってきました。しかし、これらの検査前に、痛み止めの座薬をいただき使用したため、子宮鏡検査の細いカメラを子宮へ入れることは、そんなに辛くありませんでした。その後、子宮に造影剤を入れるため、子宮口にバルーンを入れたのですが、これも大丈夫でした。しかし、そのあとに子宮へ造影剤を入れ卵管へ流れると、生理痛の強い鈍痛が押し寄せ、耐えられないっ!と思ったところで検査が終了しました。そのあとは、痛みであまり歩けず、ベッドをお借りして1時間ほど安静にしました。結果、痛みにかなり弱い私ですが、想像よりは耐えられる痛みでした。

その後は、クロミッドを何度か服用しましたが、なかなか卵が育たないため、HMG注射へ切り替えました。HMG注射は自宅で自己注射できるのですが、費用が全額自己負担になることや、太めの注射針を自分で刺すことに勇気が出ず、週に何度も仕事終わりにクリニックへ通っていました。しかし、この注射を何度試しても、数回しか排卵せず、つぎはゴナールエフ皮下注ペンという、ペンタイプの自己注射へ変更しました。しかし、これでも卵はなかなか育たず、月日だけが流れていきました。

このクリニックでタイミング法を開始して1年が経とうとしていたある日、担当医師から「○○さんはなかなか薬が効きづらいねぇ。体外受精にすると手っ取り早いけれど、2022年4月から保険適用になるから、もう少しがんばろうか。」とご提案いただき、体外受精することを決意しました。

次回は、体外受精についてお話ししたいと思います。