皆さんこんにちは、働きながら公認会計士試験に合格したsuiです。
今日のテーマは、「いかにして働きながら勉強を習慣化するか」です。
働きながら勉強を始めた頃は、とにかく勉強時間の確保に失敗ばかりしていました。働きながら勉強合格をするのには「勉強のルーティーン化」が必要になってきます。これがもっとも社会人受験生にとって大変なことかもしれません。
しかし勉強をルーティーン化さえできてしまえば、ただ毎日を過ごしているだけで実力をつけて試験本番を迎えることが出来ます。意志力に関係なく決まった通りに毎日を繰り返しているだけでいつか合格できるので社会人にとっては優先的に取り組まなければいけないことです。
この記事は下記の方にお勧めです。
✔まだ勉強をルーティーン化できてない人
✔勉強を思った通りにできる日とできない日がある人
✔これから公認会計士試験の合格を目指す人
とにかく勉強ルーティーンの確立から始めましょう
前提として理解しておくこと
①人間の意志力はそうでもない…まずはこのことを意識して下さい。どんなにメンタルだ出来上がっていても「勉強しなきゃ!」と思って勉強できる確率は50パーセントくらいで再現性が低いです。
皆さんはこれから週40時間の勉強を100週間弱繰り返さなければなりません。最短の2年で合格するためには毎週欠かさず40時間の勉強を成功させる必要があります。勉強時間が確保に失敗しているのは皆さんだけではありません。繰り返しますが自分の意志力に期待してはいけません。
②朝起きて最初にやるべきことが勉強ではなく意思決定だと厳しい…
→専念できる人であればとにかく予備校にさえいければ教科書は揃っているし勉強も基本的に全教科できる為悩む要素はありませんが、社会人受験生の場合は、「何の科目を、いつ、何時間やるか」決定しなければ行けない為、朝起きてすぐに勉強をスタート出来ません。その週の勉強内容は前の週に決定しておきましょう。
③勉強開始までの工程が多いほど失敗する…
→ルーティーン化が出来ていない場合、勉強スタートまでの過程が流動的になります。この流動的な過程の中にテレビやスマホが入ってきてしまうと、時間が消費されその日の勉強の失敗率が高まります。
④なるべく人の邪魔が入らない時間を勉強に充てる…
結論早朝です。それ以外の昼や夜を勉強時間に設定すると、外部からの中断が入る可能性が高まり質のいい勉強が出来ません。
⑤初めは目標を「勉強時間」ではなく「●●時に勉強開始」に設定する…
初めから○○時間勉強することを目標にするとメンタル的に結構キツイです。小刻みに目標を設定していくことをお勧めします。○○時に寝る→○○時に起きる→○○時に勉強スタートする→1日最低4時間勉強する。このように徐々にステップアップするとやりやすいです。
「気合で勉強を続ける」のではなく「勉強を1日のスケジュールに織り込む」ことが大事です。
具体的なお勧めスケジュール
僕自身の平日ルーティーンはこんな感じでした。
①前日は9時に寝る←最重要
↓
②当日は4時20分に起床
↓
③起きたらすぐシャワーに入る
↓
④身支度をして出社
↓
⑤職場到着・勉強開始(5時開始)
↓
⑥昼休憩は50分程度勉強
↓
⑦終業後は予備校へ向かい8時半まで勉強
ポイント・意識したこと
✔ルーティーンのスタートは前日の入眠時間
→僕にとってのルーティーンのスタートは就寝時間です。前日の9時にベットに入れたら次の日の勉強の成功率は高まります。9時に寝るために1日のスケジュールを考える意識が大事です。
✔早朝の頭が働いていない時間帯は移動時間に使う
→朝一番はどうしても頭の回転が本調子じゃありません。この時間帯は1日で必ず行わなければいけない事務的行動に使うことがベストだと思いました。僕の場合は身支度・出勤でした。
✔やるべき科目は前の週末に絞っておく
→どの科目を勉強するかはあらかじめ決定しておき、当日に考えることを減らしておきました。基本的に僕は平日財務会計論と管理会計論の勉強以外しないと決めていました。
✔昼と夜の勉強に期待しすぎない
→昼と夜は仕事や他人の影響を受ける可能性が高く流動的です。この時間に期待しすぎるルーティーン化をするのはお勧めしません。
まとめ
✔働きながら勉強を続けるなら、自分の意志力に期待するのはやめる
✔最初は小さなことからルーティーン化していく
✔ルーティーンのスタートは先日の入眠開始から
社会人が公認会計士試験に合格するには勉強のルーティーン化が必要不可欠だと考えています。ルーティーン化さえできれば毎日を過ごしているだけでいつの間にか合格しています。皆さんの環境に適したルーティーンをぜひ試行錯誤してみて下さい。
勉強の習慣を作るために習慣作りの本を買って参考にしました。具体的エピソードが多すぎるので必要な部分だけ読んでみるといいかもしれません。
おススメ箇所
①60P「3つの要素のダイヤルを調節する」
②92P「モチベーションはあてにならない」
③199P「きっかけの3つのパターン」