【タイムマネジメント編】実際、働きながらの勉強ってどんな感じなの?

始めに読んで欲しい記事たち

みなさんこんにちは、公認会計士短答式試験→論文式試験に税理士法人で働きながら合格したsuiです。

今回はこれから公認会計士試験に働きながら挑戦しようという方に向けて、実際の働きながらの勉強についてリアルな目線で書いていきます。

大まかに意識しておいてほしい点は以下の3点となっていますので、ぜひ読んでみてください。

1日の仕事後の勉強に期待しすぎるスケジュールを建ててはいけない。
日々のスケジュール感。
答練への参加・授業の受講はほぼ不可能

✔仕事後の自分に期待してはいけない


働きながら合格が難しい理由はただ一点、勉強時間が専念組と比べて確保できない為です。その為社会人受験生の100%が、勉強時間確保の為のタイムマネジメントに頭を悩ませます。
社会人受験生の勉強時間確保のタイミングは、「仕事前」or「仕事後」しかありません。

ここで、人間には朝型と夜型論争がありますが私は仕事前に一日の勉強の6割~7割」終わらせられなければ社会人受験で合格を勝ち取ることは出来ないと考えます。

実際にフルタイムで仕事をしながら本気で勉強してみようと思うと、下記の問題にぶち当たります。

社会人で、毎日定時で上がりきることは不可能に等しい。
✔すでに仕事で疲労している中、質の高い勉強を行うことが困難(特に計算科目)

上記に2点の要素から隙間時間で勉強可能な暗記科目に逃げがちになります。
これが私たち社会人受験生の王道の負けパターンです。

社会人受験生が短答式を突破するためには、財務会計論で8割の点数を取れる実力をつけることが
重要です。その為には、「集中して、計算科目に取り組める数時間」が必要になります。

前半の「集中して」の部分に関して、最も脳が疲労していないのは朝です
後半の「数時間」を確実に管理できるのも朝です

仕事後の自分に期待してはいけません。
朝やりましょう。

夜に思った通りに勉強できないのは自分が悪いわけではないです、どうせやるなら朝の方が「楽」です

✔日々の過ごし方

上述の通り朝に勉強して下さい。
その際に大事なのが、夜更かしを極限まで抑えることです。

✔夜9時に寝て、4時半に起きて、5時過ぎに出社して、始業まで勉強して下さい。

会社内に早朝に入れない場合は24時間の漫画喫茶や、自習室を利用するしかありあませんが、
会社で勉強することを強く推奨します。

会社で勉強するメリットは2点です。

✔引くほど勉強している姿を職場で数か月程度見せることで、あなたの時間が非常に大切なのもだと周りが認識し始めます。結果として仕事を断りやすくなったり、帰宅間際に追加の仕事を振られることが減ります。


会社という場でスーツを着て勉強していると何故か凄い集中できる。なんなら優越感が凄い。
※これは私だけかもしれません

5時前後に勉強を開始できれば、その日の勉強はほぼ成功です
あとは自分の計画通りに勉強を開始してください。
3時間~4時間弱は勉強できます。

昼食時はカロリーメイトで終わらせてすぐ勉強に入ってください。
定時後は、可能な限り早く切り上げて帰ってください。

仮に定時で上がれたとして、通勤時間・夜ご飯・お風呂を加味し
9時にはベッドに入るとすれば、終業後の可処分時間が1時間~2時間弱です。ここに勉強をフルで詰められればベストですが、勉強を1時間で終わらせ1時間弱は自分の息抜きの時間に使っても大きな損失にはならないので大丈夫です。

休日は普通に10時間程度勉強しましょう。

上記のスケジュールで理論上月に160時間程度勉強時間を確保できます。

実際にはもう少し少なくなり、月に120~140時間がスタンダードな勉強時間になると思います。

まだ予備校を選んでない人は「近さ:で予備校を選んでもいいかもしれません

✔答練はリアルタイムで受けれないし、生の講義も聞けない

そのままです。
答練は基本的にリアルタイムで受けることが出来ません

郵送なり直接取りに行くなりして、自分で解いてみてください。
また、答練の解説授業もありますが、受けれないことに何の罪悪感も感じなくて大丈夫です。
映像での視聴も見なくていいレベルです。

正直、企業法・監査論・財務会計論は時間をきっちり図って解く必要もないと思っています
講義もリアルタイムでは受けられません。しかし映像授業なら倍速にして見れることに加え、そもそも私は授業をフルで受けることに反対派なので気にしなくて大丈夫です。

1点気を付けるべきこととして、授業でしか話されない解き方のコツや、知識と結びつきやすい先生独自のエピソードを私たちは聞けないという機会損失が気づかないうちに生じています
この機会損失をカバーするために、「専念組の成績優秀者」の友達を作ってください。

友達との会話で、ある程度はこの機会損失をカバーできます。
人生がかかっています。間違っても話しかけやすいという理由で友達を選ばないでください。

休日は自習室に出向いて存在を認識してもらいましょう

まとめ

勉強するなら朝
一日4時間、週40時間、月160時間が目標
仕事をしていると答練・授業は、リアルタイムで受けれない
機会損失を防ぐ為に友達作りを