【絶望 前半】短答式試験に2回落ちたときの話

筆者のこと

皆さんこんにちは、働きながら公認会計士試験に合格したsuiです。

今まで前向きな記事を書いてきたつもりですがここで心機一転、短答式試験で2回不合格だった時の話をしていきたいと思います。

こんな感じで落ちたんだな…と勉強の箸休めにでも読んでみて下さい。

超大作になってしまったので2部構成になりました。

1回目の短答式試験に落ちたときの話

12月短答を受けるまでの軌跡

1回目の短答式試験は塾でアルバイトをしながら受験でした。新婚だったこともあり謎のプライドでせめて10万は稼ごうと思い週5日~6日でアルバイトをしていました。

勉強の開始がざっくり5月くらいからだったのですが勉強の進捗はとても悪く、計算科目の答練では0点~よくて20点くらい。暗記科目の答練も30%から40%くらいの出来でした。

10月くらいから始まる「直対答練」という模試のようなものでも総合得点率も30%~40%程度でした。12月の短答式試験まで2か月弱の時点でこう感じました。

計算科目が間に合わんな…」と

当時さすがにやばいと思った僕は塾講師を10月初旬に辞め、勉強の修羅となりました。10月は220時間、11月は240時間勉強しました。

1回目の短答式試験の受験時点で987時間弱勉強していたので、約1/2の時間を直前に詰め込んだことになります。

僕が思い描いた理想の点数配分はこんな感じでした。

企業法75点
管理会計論51点(計算3問、理論6問)
監査論75点
財務会計論112点(計算6問、理論8問)
合計313点(得点率62~63%くらい)


基本戦略として、計算問題は答練で出題されたのと全く同じ問題が出たときに脳死でトレースしなんとか最低減の点数を確保、理論で頑張って盛り返すという方針でした。

当日の心境

本番に焦りたくないので、1時間半前~2時間前には受験会場の近くに到着していました。まだ受かっていないにも関わらず公認会計士試験という高難易度の試験を受けるというだけでなぜが自慢げでした。

東大を受験する人とかも同じ気持ちなんでしょうか。

企業法編
特に緊張することもなく普通に解いていく、が…
思ったよりも絞り切れず、2択や3択となってしまう問題が多く焦る。死ぬ気で現場で考えるが結局知っているか知っていないかの話なので普通にある程度間違えた。

結構考えたせいか時間はぎりぎりだった。家での採点結果は60点

管理会計論編
暗記を落としてはならないと思い20分くらいかけて理論科目を解いていく。

明らかにやばい選択肢はわかったが原価計算基準系の問題は理解度が足らなく、あんまり確信してできなかった。予定通り6問正解していた。

地獄の計算問題、
先ずは費目別計算問題だが苦手だったのでpassした

次は部門別計算の相互配賦法、答練でやった内容を脳死で吐き出す。計算をミスったのか答えが出なかった記憶がある。ここは絶対に落とせないと思い何回かやり直すが答えがない。一番数値が近いものを選び正解していたこの時点で残り25分くらいだった

3問目は工程別原価計算。マスターしていないかったので飛ばした。

4問目は標準原価計算。行けそうだから着手してみた。パーシャルプランを分かっておらず、固定費の処理も整理して理解できていなかったような気がする。10分くらい突っ込んだところで、答えにたどり着けそうにない絶望を感じ絞れなかった3択位から適当に選んだ気がする。結果正解してた

蓋を開けてみるとこの時点で計算を2問正解しているが、本番時点では残り15分ほどで正解を確信しているのは0問という地獄の状況に。焦りは頂点に達する。

5問目CVP計算。やり方は全然わからないが着手してみる。穴埋め問題系だったので選択肢の数値を代入してみたら上手くいった。残り7分くらい。

6問目は資金計画、一目見て無理だと察する。適当に〇付けて次へ。

7問目は差額原価の計算問題。当時は管理会計論をほとんど理解できておらず意味が分からなかったのでPass

8問目、戦略的意思決定。冗談抜きで問われている内容も分からなかった。適当に〇付ける。結果合っていた。

結果59点(理論6問、計算4問)。計算は正解した3問が運に助けられており全然実力では無かった。


監査論
管理会計論の手ごたえから既に帰りたくなっていた。監査論のことは特に覚えていない。時間も余裕がった。管理の分を取り戻すために80点取らないと的な気負いがあった気がする。
結果70点だった。

財務会計論編
監査論を挟んでいた為メンタルはだいぶ回復していた。先ずは理論科目から30分くらいかけてやる。普通に全然わからなくて禿げる。

計算も答練と同じ問題が出れば解けるようにしていったつもりだったが、冗談抜きで1問も分からずまたもや禿げる。

今でも強烈に覚えているのが「資産除去債務の割引率が0%」という問題が出題され、何故か一気に解き方が分からなくなるほど理解が浅かった

計算が全く解けていないにも関わらず残り20分くらいになったときに泣きそうになる。

結局計算が分かっていないと理論も出来ず68点だった(200点満点)。あまりに×が連続したため見ている解答欄がズレているのかな?と思ったほどでした。


その後
めちゃくちゃ悔しかったです。本気で勉強してここまで惨敗したことが無かったので負けん気に溢れていました。しかし運にだいぶ助けられましたが、財務会計論を除いてまあまあいい線に行っていたので「これはもっと勉強すれば受かるのでは…?」と思いました。これが地獄の始まりでした。

そして財務会計論が圧倒的にダメだったので年末年始に財務会計論の問題集・答練を再度解き続けました。

また、年始に必ず合格するから5月の短答式試験まではヒモでいさせて欲しいと妻に頼み込みます。(この後の短答式も落ちました)

専念できれば月に200時間以上勉強できることが分かり、試験までに1000時間は積めそうだと思ったからです。この頃は2000時間も勉強して落ちるわけないと思い込んでいました

人間は本気になるとここまで堂々と情けないことを頼み込めるものなんだと我ながら変に感心してしまいました。

1回目の受験のまとめ

✔合格ボーダー57%で、51%で不合格
✔財務会計論が足を引っ張って不合格だった
✔管理会計論は運で59点
✔ヒモの始まりへ

2回目の短答式試験の話