【公認会計士】ロジカルシンキングが最も必要な資格

公認会計士について

みなさんこんにちは働きながら公認会計士試験に合格したsuiです。

この記事では「社会ではロジカルシンキングが大事って言われているけど、身につく資格なんかないかなぁ…」と思っている人向けの記事です。

そんな方に公認会計士という資格を強くお勧めする記事です。


公認会計士は医師・弁護士にならぶ3大国家資格と言われハイステータスな資格です。受験資格も無く筆記試験にさえ合格すればOKです。年収も経験10年弱で1000万円と言われています。

詳しくは↓の記事で解説しています

ロジカルシンキングとは

そもそも「ロジカルシンキング」とはなんでしょうか?

学問チックな定義
リクルートによると「ロジカルシンキングとは物事を結論と根拠に分け、その論理的なつながりを捉えながら物事を理解する思考法です。日本語では「論理的思考法」と言います。」と記載されています。
https://www.recruit-ms.co.jp/glossary/dtl/0000000192/

よって、「~だから(根拠)、~だと思います。~します(結論)」という説明が出来ることが世間一般で言われるロジカルシンキングというやつです。

※思考法じゃないのか?という疑問を感じる方もいるでしょうが、相手はあなたの頭の中を読めません。その為あなたが口頭で説明できるかどうかでロジカルシンキングが出来ているか判断されます。



現場レベルで使われそうな定義
むかし僕が営業をしていたときも先輩から「ロジカルシンキングをしろ」と言われていました。こういう際に出る「ロジカルシンキング」とは

なんかいい感じに成果だせや

という意味です。まじめにロジカルシンキングを学ぼうとしても状況は何も改善しません。「普通に考えて~」・「常識的に考えて~」・「論理的に考えて~」も同様です。

正直ロジカルシンキングらしきものを学んで実践したところで成果が伴わなければ「結果論的に詰められる」or「行動量が足らない」という帰結になります


まとめ
もしあなたがすでに「法律を扱う専門職」についているなら学問チックな意味通り、法律という根拠に基づいて話して欲しいという意味です。もしそれ以外の業種であれば求められているのは「ロジカルシンキング」ではなく「成果」です。

このことを前提に次章へ進みます。

なぜ公認会計士資格がロジカルシンキングを身に着けることにつながるのか?

額面通りのロジカルシンキングが身につく

公認会計士の判断基準は法律・規則です。よって公認会計士試験の勉強においては法令に照らし合わせて妥当か?or国際的な会計概念に照らし合わせて妥当かどうか判断できるように勉強していきます。

具体的には「企業法」という科目では、発生した事案が会社法の第何条に該当するのかを判断しどのような結論になるのかをA4用紙を使って記載します。

租税法」という科目では、そのお金が税法に照らしてどのように処理されるべきかを検討し論述をしてきます。

以上のように公認会計士試験の勉強では法律・規則を元に目の前の問題をどのように処理していくかの勉強を行います。これはロジカルシンキングに求められる「~だから、~となる」の究極系だと思います。

また公認会計士に合格して監査法人に就職するとロジカルシンキングは前提とされ、「主張・判断の強度をどれだけ高められているか?」という世界になってきます・お互い間違いではないが、どちらの主張が複合的な視点からベストなのかの反d難が求められます。


雰囲気でロジカルシンキングを求められている場合

資格を取得することにより置かれる立場が激変します。弁護士や医師が「ロジカルシンキングしなよ」と言われているイメージが湧くでしょうか…?

恐らく湧かないと思います。難関資格を持っているだけで日本最高峰の思考力があるはずだという印象を相手に与えられる為です。

よって公認会計士の「資格を持っている」だけでロジカルシンキングは求められなくなります。

まとめ
公認会計士試験の勉強でロジカルシンキングが身につくが、資格を取得した時点でロジカルシンキングを求められる立場ではなくなる。というのが公認会計士とロジカルシンキングの関係です。

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